明日の声がまた近付いて遠ざかる

無口な空は僕を歪めてまた潜む


あの日の少年は背伸びしても届かない

裏側の未来を掴もうとしていた所なんだ


昨日の夢はまだ靴箱を飛び回る

カナリヤの笛いつも夕暮れに踊る


あの日の少年は目を閉じても見えている

鼓動がいつの日か心臓の上高く刻むよ


現実は二律反射で全てを失って逃げるだろう

その音が響き渡れば誰もが皆急ぐ勇者だろう


現実は二律反射で全てを失ってしまうだろう

その音が響き渡れば僕らは皆走る勇者だろう


感じてもいいなら僕はまだ行けるよ

感じてもいいなら僕らまだ行けるよ


現実は二律反射で全てを失って逃げるだろう

その音が響き渡れば誰もが皆急ぐ勇者だろう


現実は二律反射で全てを失ってしまうだろう

その音が響き渡れば僕らは皆歌う勇者だろう