『Tokyo Drastic Club』


いつだって鼓膜を逃げる街並みは遠くに流されて

最果ての国は茂る僕の感性を水面に晒して

ねえ嘘を付いたその瞬間(とき)の眼を覚えているでしょう?

ねえ泳ぐようにあなたはまだ宇宙を揺らいでいるのね


躊躇い傷はもう隠し飽きたな駄目な憂鬱を手元に重ねて

フィクションの隙間の東京の空は僕と君とでは色合いが変わる

断定した知識と最低のハザマ無名の議論はいくつ躁を超える?

フィクションの隙間の東京の空は僕と君とでは色合いが変わる


ねえ嘘を付いた夜には人知れず震えているのでしょうね

でも私あなたの海で待っているからだから


今は


躊躇い傷はもう隠し飽きたな駄目な憂鬱を手元に重ねて

フィクションの隙間の東京の空は僕と君とでは色合いが変わる

躊躇い傷はもう隠し飽きたな躁と真実を手元に委ねて

フィクションの隙間の東京の空は僕と君とでは色合いが変わる