こんなに雨が降る夜はいつもの通りさ

明日は何を願うやら 灰になった線を行く


何処かに彷徨える気がした いつの日もそうだ

明日は何を願うやら 吐息を灯して


もう腐敗する過去に流されて

溺れ死ぬのはやめた

交差して溶ける人並み飛び込んで

不揃いなまま泳いでいこう


君を失って時は過ぎてまた雲を見つめて

もう誰も居なくなってしまいそうな日々さ


祈りの中で風が響いて僕らはずっと円を描く

祈りの中で風が響いて僕らはずっと円を駆ける


今にも消えそうな夜の巷を行く

泣いてた誰かの姿は霧に紛れた


君を失って時は過ぎてまた雲を見つめて

もう誰も居なくなってしまいそうな日々さ


君を失って時は過ぎてまた雲を見つけて

もう誰も居なくなってしまいそうな日々さ


祈りの中で風が響いて僕らはずっと円を描く

祈りの中で風が響いて僕らはずっと円を投げる