ゆっくりと走る電車は東を指し

生温い粒を小さな町に残す

相槌は吐露を感じる余裕も無く

目の前で光る火種と煙に巻かれ


さっきまでの青空が乾いたら

僕たちは遠い影を日向に見送りただ笑ってた


太陽と川の隅僕ら隠れて息をして

明日と昨日を這い縫い合わせては生きるのさ


性懲りも無い今日は誰も見つからない朝へ

辻と褄を重ねて巻き戻しては生きるのさ


さっきまでの青空が乾いたら

僕たちは低い影を彼方に伸ばしてまた頷いた


太陽と川の隅僕ら隠れて息をして

明日と昨日を這い縫い合わせては生きるのさ


性懲りも無い今日は誰も見つからない朝へ

辻と褄を重ねて巻き戻しては生きるのさ


太陽と川の隅僕ら隠れて息をして

明日と昨日を這い縫い合わせては生きるのさ