何もかもを知らずに泣いていたあの日々は過ぎて

僕らここで構わず生きていたの寂しいことにさ

愛に飢えた猫が朝焼けを舐めるように

ありふれた夢を並べては歌っているよ


ねえ今も悲しみがまだこの胸を裂いてくれるのなら

誰もいない心の中の世界に夜をあげるよ

ねえ今も悲しみがただこの胸を抱いて消えるのなら

ここで僕を歩かせるのさ 小さな足を並べて


愛に飢えた猫がゆりかごを撫でるように

ありふれた空を浮かべてはここでまた笑っているよ


ねえ今も悲しみがまだこの胸を裂いてくれるのなら

誰もいない心の中の世界に夜をあげるよ

ねえ今も悲しみがただこの胸を抱いて消えるのなら

ここで君に呼びかけるのさ 風向きが変わる頃には